講座での質問され率No.1!「陶器と磁器について」まとめ

こんにちは。カリーニョの加納です。
2月から個人的にはじめたyoutubeちゃんねるが、全然更新できず2か月が経とうとしています。。。汗

しかし3本しか動画をアップロードしていませんが、130人以上の方にチャンネル登録をしていただけていて、ただただ感謝です!本当に有難うございます。

お気軽にチャンネル登録よろしくお願いします*

さてyoutubeに公開している動画のなかで一番視聴者数が多いのが「陶器と磁器の違い」に関する動画です。

この動画のコメントで、とても興味深いご質問をいただきました。
私も改めて、自分自身が考える「陶器と磁器の違い」についてまとめる良いきっかけとなりましたので、このサイトでもそのご質問と、質問に対する私の回答を紹介しますね。

【上記動画をご覧いただいた方からのご質問】
chinawareは日本語の「瀬戸物」を指し、「磁器」に相当する英語はporcelain ではないでしょうか?

【私(加納亜美子)の回答】
おっしゃるとおり、 chinaware=瀬戸物(陶磁器) 、porcelain=磁器(石もの)
で問題ないです。

今回の動画では以下2つの理由から「China=磁器」と解説しています。

一つ目は、英国で発達したボーンチャイナ(bone china)が、「骨灰磁器」と訳されることはあっても「骨灰”陶器”」と呼ばれることはないから。(ボーンチャイナは磁器の一種に分類されています)

そしてもう一つは、中国からやきものが輸入される前から、西洋でもやきものは作られていたなかで(陶磁器(瀬戸物)を意味する「ceramic」は古代ギリシャにあった陶磁器街を表す言葉「ケラメイコス」が語源になっています)西洋の方々が魅了され、「磁器病」という言葉まで誕生するようになった「中国からきたやきもの」といえば「磁器」ではないか、と認識しているから、です。

そういったこともあり、china(ware)は、もともとは「磁器」単体で使われていたものが、時代の流れのなかで「陶磁器(瀬戸物、唐津物、陶器と磁器の総称)」として使われるようになったのではないか、と推測しています。

カリーニョのサイトでも、度々「陶器と磁器の違い」に関して解説をしてきました。もし「陶器と磁器の違い」が何かわからずネット検索でこのサイトにたどり着いたという方は、是非以下の記事も参考にしていただけましたら幸いです*

この記事を書いた人

加納亜美子

西洋磁器史研究家 / 料理研究家
「カリーニョ」代表。カリーニョを運営する三姉妹の末っ子。

幼少の頃から洋食器コレクターの父親の影響を受け、食器の持つバックストーリーに興味を持ち、文系塾講師、洋食器輸入会社で勤務後、2016年1月~会員制料理教室「一期会」、2019年1月~高級食器リングサービス「カリーニョ」の運営を始める。
曾祖母は赤絵付けの原料となるベンガラ作りに関わっていたルーツを持つ。