日本・オーストリア修好150周年記念セミナー『ウイーン世紀末芸術とロブマイヤー』終了しました。

日本・オーストリア修好150周年記念セミナー『ウイーン世紀末芸術とロブマイヤー』が終了いたしました。

ご参加いただきました皆様、そしてゲストスピーカーを務めてくださったロブマイヤー日本総代理店㈱ロシナンテの天野光太郎様、本当に有難うございました。

今回は文章よりも、画像を多めでご紹介させていただきます。

写真左が、ロブマイヤー日本総代理店の天野部長。
セミナー前半では、ロブマイヤーの歴史から特徴、誕生した時代背景などをレクチャーしていただき、後半では沢山のスライドとともに、ロブマイヤーの作品の数々や携わっている職人さんたちのご紹介をしていただきました。

実際のロブマイヤーグラスに触れながらの講座。
なかには貴重なアンティークも。


もちろん、試飲に使ったグラスもロブマイヤーです。(バレリーナシリーズ『ブルゴーニュ』)

熱心にメモを取られる参加者の皆様・・・

今回のセミナーのために、ロブマイヤーのシャンデリア『フローラル』をお借りし、会場に設置させていただきました。
華やかすぎない、品のある輝き。これこそがロブマイヤーの煌めき。
なぜこういった輝きを放つのか、その理由もセミナーでしっかりと教わりました。

日が暮れるにつれて、キャンドルの灯でさらに輝きをみせるグラスたち。

熱心に写真を撮られる参加者の皆様。

今回のような実物に触れながらのレクチャーは、参加者の方々にとって強烈なインパクトがあったようです。

このセミナーを通して、改めて私自身が魅了されたロブマイヤーの魅力を、美しいものを愛する方々に知っていただくお手伝いがしたいと再確認しました。

またロブマイヤーを知るうえで、時代背景や芸術様式などの複合的な知識を持つことで、よりその美しさの意味や世界観を楽しむことができるということも理解し、自分自身への課題も見出すことができました。

次回、またロブマイヤーの天野さんと一緒にお仕事する機会に恵まれる際には、参加者の方々が、より天野さんのお話を深く理解できるよう、それまでの間にもっと積極的に、ガラスやグラスに関する入門的なセミナーを主催し、私も参加者の皆様と一緒にブラッシュアップしながら、次回のセミナー開催にむけて土台を作ろうと決意しました。

★カリーニョ有料会員様は、今回のようなセミナーに、優先的・優待価格でご参加いただけます。

最後に、参加者の方々からいただきた貴重なご感想を一部、掲載します。
皆様、本当に有難うございました*

カリーニョ代表 加納亜美子

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この記事を書いた人

加納亜美子

西洋磁器史研究家 / 料理研究家
「カリーニョ」代表。カリーニョを運営する三姉妹の末っ子。

幼少の頃から洋食器コレクターの父親の影響を受け、食器の持つバックストーリーに興味を持ち、文系塾講師、洋食器輸入会社で勤務後、2016年1月~会員制料理教室「一期会」、2019年1月~高級食器リングサービス「カリーニョ」の運営を始める。
曾祖母は赤絵付けの原料となるベンガラ作りに関わっていたルーツを持つ。