陶磁器de読書会 私と『クリスマス・キャロル』

次回の読書会はディケンズ『クリスマス・キャロル』
イギリスの心温まるクリスマス名作を
超簡単!に解説します

岡山市にある英国アンティークショップ「ポートベロ」さんとのイベント「陶磁器de読書会」。
次回は、英米小説の金字塔、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』です。
いやー、クリスマスですよ。雰囲気たっぷりにいきましょう。

ポートベロ公式ホームページ

私が『クリスマス・キャロル』を初めて読んだのは、小学5年生の時。当時はただ、「ああ、いい話だな~」というくらいでした。実は、同時に読んだバジョーフの『石の花』(ロシアの物語)の方が面白かったんですね。

無理もありません。今回、再読してみて思ったのは、物語の起承転結、つまり作品構成や文学的価値というよりも先に、やはりこれがイギリスの黄金時代であったヴィクトリア時代の象徴みたいな存在であること、そしてイギリス流のクリスマス文化、そして何よりこの物語が英米人にとって知っておかなければならない必須物語、などという文化的背景を知っておかないと、おもしろさが半減、だということに気づきました。もちろん作品構成などの文学的見どころは、非常にユニークで、話したいことはてんこ盛りではあるのですが。

どういうことかというと、いわゆるシャーロックホームズの服装をしているキャラクターを見れば誰でも「ああ、ホームズ」とわかりますが、パジャマ姿でナイトキャップをしているやせたおじいさんキャラクターを見て、「ああ、スクルージ」と思う人なんて、日本人には10人に1人もいないくらいでしょう。でも、英米では、スクルージおじさんや幽霊たちは、もはや一つのアイコンと化しています。そういう意味では、グローバルな教養の必須項目として、好きでも嫌いでも『クリスマス・キャロル』とは一体どんな話なのかを知っておく必要がある、と強く感じました。

今回は、せっかくですからヴィクトリア時代の風俗を存分に楽しむ読書会にしていきたいと思います。ヴィクトリア時代というのは、なんといっても陶磁器が非常に盛り上がった、陶磁器とのかかわりがとても深い時代だからです。

会場はおなじみ、アンティークショップでは全国的にも有名な「アンティークハウス ポートベロ」さんです。

ポートベロさんにおかれている商品は、まさにヴィクトリア時代のものばかり。物語が描かれている当時の雰囲気にひたれることは間違いありません。

当日はカリーニョのレンタル商品の中から、ヘレンドの人気商品である「ヴィクトリア」のワンポイント解説もしたいと思います。ヴィクトリア女王がお買い上げになった陶磁器を楽しみながら、ヴィクトリア時代の物語を堪能しましょう。イギリス通の方にも、全くの初心者の方にも、楽しんでいただけれる企画を、と考えています。

詳細は、ホームページの「ニュース」でお知らせする予定ですので、どうぞお楽しみに!

クリスマスのお祝い気分を満喫できるティータイムを皆さまと共に過ごせたら、と思っております。
ぜひとも皆さまの参加お待ちしております。

【この読書会は終了しました】

陶磁器de読書会@岡山(ポートベロ)ディケンズ『クリスマスキャロル』

岡山市にある英国アンティークハウスのポートベロ様との共催で、「陶磁器de読書会」をテーマとした読書会を開催します。

概要

今回はイギリスを代表する作家、ディケンズのベストセラー『クリスマス・キャロル』を読み解きます。ヴィクトリア女王がお買い上げになった食器と共に、ヴィクトリア時代の世界観を味わいましょう。解説は玄馬絵美子。初心者にも超簡単!に古き良き英国式クリスマスの魅力をお伝えします。

詳細
[使用テキスト・ティーセット]
『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ 集英社文庫

ヘレンド ヴィクトリアカップ&ソーサー(予定)
※当日使用する食器の見どころワンポイント解説あり

[日時]
2019年12月13日㈮
13:00~14:30

[参加費]
2,000円 前金制
(お茶、文庫本テキスト、レジメ付き)
※カリーニョプラチナ会員 無料

[会場]
英国アンティークハウス ポートベロ
〒703-8267 岡山市中区山崎146-1
<駐車スペース有>.

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この記事を書いた人

玄馬絵美子

玄馬絵美子

薬剤師 / 「陶磁器de読書会」講師
カリーニョを運営する三姉妹の長女。薬局や病院で薬剤師として勤務し、現在子育て中のアラフォー主婦。株式会社アリベでは財務面を担当。カリーニョでは趣味で研究してきた東西の19世紀末~20世紀初頭の文化・様式・芸術の世界を紹介するコラム執筆、読書会を主宰する。
【これまでの実績】
全国のMR経験薬剤師が作る転職応援サイト『MRファーマシスト』にてマネーコラム連載。
新聞の文芸欄掲載多数。