この度、来る4月18日月曜日にカリーニョ代表加納亜美子との共著で
洋食器の本を出版することとなりました。
タイトルは
「あたらしい洋食器の教科書
美術様式と世界史から楽しくわかる陶磁器の世界」
(翔泳社発行)
です。

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これまでのカリーニョで開催してきた洋食器講座と、
読書会のエッセンスをギュギュっと詰め込んだ、全288ページ渾身の1冊です。
代表の加納と6か月かけて執筆した25万字(原稿用紙625枚分!)の元原稿を、
エピソードは省かずに、削れる文章はできるだけ削って、何度も何度も書き直して、
半分以下の文字数に凝縮したので、実際のページ数の内容よりも、
はるかに濃縮されたものとなっています。
デザインやレイアウトもカラーも、編集さんやデザイナーさんと相談しながら、
わかりやすさを追求したこだわりの仕様となっています。
美しい写真とイラスト満載で、本文を読まなくても、
要所要所で大事なポイントをわかりやすく解説しているので、
眺めるだけでも楽しめる作りになっています。
本当に「あたらしい」画期的な本です。
もしよろしければ、SNSなどで興味のある方に拡散してくださったら嬉しいです。
どうぞ、今後ともカリーニョをよろしくお願いいたします。
あたらしい洋食器の教科書
美術様式と世界史から楽しくわかる陶磁器の世界
華麗なる洋食器の世界にようこそ 初心者でもわかりやすい入門書
洋食器に使われている「美術様式」と「世界史」から読み解く西洋陶磁器
・洋食器の基礎知識
・マイセンやウェッジウッドなど世界の洋食器ブランド紹介
・ハプスブルク家、英国王室、ナポレオンなど陶磁器をめぐる歴史ドラマを豊富な写真とイラストでわかりやすく解説
・洋食器が好きな人、美術・世界史が好きな人に向けた画期的な1冊
(Amazonの紹介コメントより)
美しい器には、じつは様々な美術様式や
歴史が隠れています。例えば…
●アウガルテンにつながるウィーン窯を支援したハプスブルク家
●マリー・アントワネットが愛したセーヴル窯
●英国で唯一「ロイヤル」と「クラウン」を冠するロイヤルクラウンダービー
●日本の天皇家御用達の大倉陶園
など、王侯貴族たちの波乱万丈の人間ドラマ。
人物だけでなく、フランス革命やナポレオン戦争、
第一次世界大戦など、大きく歴史が動く時には
新しい食器デザインが生まれてきました。
食器や「やきもの」の基本から、
世界の洋食器ブランドの紹介、映画や
文学作品と洋食器の関係まで盛りだくさんの内容です。
洋食器を「見て」「知って」「使う」ための、
まさに「新しい教科書」です。
■担当編集からのメッセージ■
眺めるだけだった憧れの洋食器の世界が
歴史や美術、文化とつながる快感!
大事にしまっておいたジノリのカップの背景に
これほど奥深いものが隠れていようとは。
美術館や博物館の展示の理解が深まりますし、
これまで気づかなかった視点を得ることができました。