「カリマガ」って何?カリマガ第1号を試し読み

こんにちは。カリーニョ代表:加納です。
早速ですが、本日から カリーニョ公式LINEアカウントを始めました。

【カリーニョ公式LINEアカウント】
https://al7.biz/Bt8PTe

LINEアカウントの詳細は、コチラからご確認くださいませ。

LINEアカウントの開設だけでなく、もう一つ新しく始めたのが、私が配信するカリーニョのメルマガ、略して「カリマガ」です。

このサイトよりも早く、最新のお知らせや公開前のセミナー・各種イベントのご案内、さらにはWEB上では公開しない情報などもコッソリ?配信していきます。

メルマガでありがちな「広告・宣伝をコピペしたような文章」で配信するのではなく、私自身の想いをたっぷり込めた文章でお届けしていきます。
(すでに準備している文章は50,000語を超えています。。。)

だいたい平均6000語前後で、食器に興味がある方だけではなく、食器に知識・興味がなくても、思わず食器に興味をもってしまうような情報を詰め込んでいきます。

このカリマガ、どうやったら読めるかというと、カリーニョの会員登録をしてくださった方が配信対象となります。

試しに、以下にカリマガ第1号を掲載します。
もし「継続して購読したい」と思われた方は、是非カリーニョへの会員登録をお願いいたします*
(無料会員登録でもメルマガ購読は可能です!)

■会員登録はコチラから
https://www.carinotableware.jp/register

それでは、会員限定のメルマガ本文開始です
↓↓↓

=====ここからメルマガ本文=====

□■━━━━━━━━━
【カリマガ vol.01】
(2019年10月12日(土)配信)
https://al7.biz/B7Dtjg
━━━━━━━━━■□

こんにちは。
カリーニョ代表アミーゴ こと
加納亜美子です。

今までスタッフに任せっきりだったメルマガを
本日、初めて執筆しています。

別のスタッフが配信するメルマガと分けるために、
私が配信するメルマガは
カリーニョのメルマガを略した
「カリマガ」と名付けました。

今回は【カリマガ 第1号】です!

最初に言っておくと、
私の書く文章は、長いです。
今回も6000文字を超えました。

なので、時間がない方は、
一番下までスクロールして
「60秒で読める!今日の要点」だけ
チェックしてくださいね!

初めてのメルマガ執筆。

実は、今回のカリマガを書き上げるのに
丸1日以上かかりました。
(まえがきを一番最後に書いています)

メルマガを書き慣れている方なら
もっと早いのかもしれませんが…

今、このメルマガを購読しているのは
ブログやSNSを閲覧する不特定の方ではなく
カリーニョに興味を持って、
手間のかかる会員登録をすませた
限定された方々。

だからこそ、面識のある・ないに関わらず
私たちに興味を持ってくださっている方々のことを考えながら
伝えたい想いや情報を書いているうちに、
全部で8項目、約50,000語(!!)のボリュームに
なってしまったのです。

さすがに、それを一度に
配信するわけにはいかないので
今日から、数回に分けて配信していきます。

毎号、

(1)まえがき
(2)今日のお知らせ
(3)カリマガ唯一の連載
「代表アミーゴの読書感想文」

の3部構成です。

もし最後までお読みいただいて、
「こういう情報も教えてほしい」
というご意見・リクエストがあれば、
是非お聞かせください。

今日のメインの話(お知らせ)を
先にネタバレすると、
カリーニョでLINEアカウントを作ったのです。

●カリーニョ公式LINEアカウント
https://al7.biz/Bt8PTe

このLINEは
私と直接つながっているので、
皆様からのご意見・ご感想が
とってもストレートに伝わります。

正直、今は会員数が決して多いとはいえないので
LINE経由で届く皆様からのメッセージは
私がお返事しようと思っています。

もっと正直に話すと、個人的には
いずれ一人で対応できなくなるくらいの
カリーニョ会員・LINE登録者が増えて欲しいので(笑)、
いつか、私以外のスタッフが
対応をするようになる日がくる、
かもしれません。

そういう意味では、今なら確実に
会員の皆さんと直接やりとりができるので
是非、今のうちにLINEを登録して、
カリーニョ…というよりも、
私とお友達になっていただけると嬉しいです。笑

そして、この先、
私以外のスタッフから返答が来た時には
「あ、いよいよカリーニョは
代表一人では対応できないくらいの
会員数になったのだな」
と、私たちの成長を温かい気持ちで
感じていただけると、
それは本当に有難いことです。

メールやメールフォームから問い合わせるよりも
LINEの方が絵文字やスタンプを使って
気軽に連絡ができると思います。

もちろん、私と連絡が取れる(笑)だけでなく

・食器に関するセミナー案内
・食器にこだわった食事会のお知らせ
・レンタル可能な食器のご案内

さらには

・今更聞けない、食器の基礎知識
・食事の楽しみ方が広がる、食器の雑学
・様々な視点でみる、陶磁史

等、
食器初心者の方にも
専門用語を使わず、
わかりやすい言葉でご紹介していきます。

まずは試しに、今日のカリマガを読み進める前に
LINEをお友達追加していただけると嬉しいです!

●カリーニョ公式LINEアカウント
https://al7.biz/Bt8PTe

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■今日のお知らせ
【カリーニョ公式LINEアカウントできました】

…今日のメインのお知らせでしたが、
思わず、まえがきの多くを使って
紹介してしまいました。

ちなみに、こんなにしつこく紹介したくなるのは
もちろん理由があります。

私はLINE公式アカウントを
他によくあるような
「広告画像が配信されるだけ」
「お知らせが配信されるだけ」
として使うつもりは、一切ありません。

カリーニョ会員の中には
同業(食器を扱う仕事)の方も
いらっしゃると思います。

私たちはそういった方々とも
競合ではなく、共存しあえたら、
という気持ちでいます。

つまり、食器初心者の方からプロの方まで
幅広い方が読んでも
何かしらタメになるような内容を
配信していきたいと思っているのです。

最近のLINEは、本当に色々な機能があるので、
それにも挑戦してみようかと。笑

…とはいえ、始めたばかりで
誤配信も目立つかもしれませんが、、、

できる限りそういったことがないように
努めていきますので、
ぜひ登録をお願いいたします!

●カリーニョ公式LINEアカウント
クリックしてお友達追加してください↓
https://al7.biz/Bt8PTe

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■カリマガ唯一の連載
【アミーゴの読書感想文】

せっかくの会員限定のメルマガなので、
連載物もひとつ作りました。

それは、私の読書感想文です。

実はこれ、カリーニョのサイト上に
既存のコンテンツ。
今年8月に3週間で18冊の書籍をご紹介しました。

●アミーゴの読書感想文(carino.jp)
https://al7.biz/topCSm

この読書感想文コンテンツが
すごくアクセス数があって、
リピートして読んでくださる方も多い
統計結果だったのです。

それなら、カリマガでも
一週間で私が読んだ書籍のうち
「この本は是非紹介したい」と思えたものを
厳選して紹介していこうと思ったのです。
(ちなみに、私は
1週間に5~6冊ペースで読書しています)

もし「こういうジャンルで
何かおススメな書籍はありますか?」
というのがあれば
お気軽にリクエストしてくださいね。

●今日ご紹介する本:
『あきんど 絹屋半兵衛』
(幸田真音著,文藝春秋,2009年)

上巻
https://amzn.to/313WHv7

下巻
https://amzn.to/2VBf75s

滋賀県の幻のやきもの「湖東焼」の誕生に
関するノンフィクションの歴史小説です。

とにかく、創業者の絹屋半兵衛の
磁器に対する想いが、
熱すぎるくらいにアツい、のです。
読めば読み手(私)まで興奮します。

主人公の半兵衛がどのくらいアツい人物なのか。
参考までに
「小説なんて読む時間ないよ」という方にも
この部分だけは、何としても読んでほしい!
と思えた部分をご紹介します。

約10ページ分の内容を
コンパクトにまとめています。

2~3分で読めると思いますので
是非お付き合いください。

~~以下、引用~~

文政11年(1828年)の夏のことである。

「お帰りなさいませ、旦那さま。
何ですか、これは?」

「早よう、開けてみい」

半兵衛にうながされて、
留津は注意深く包みに手を伸ばした。

「きれい・・・」

留津は思わず声を漏らしていた。
それほどみごとな染付の皿だった。

これまで見たこともないような
きめ細やかな白。

その白の地が皿の周囲をぐるりと取り囲み、
中央には太い松の幹に降り立った
精悍(せいかん)な鷹の姿。

羽の一筋、松の葉の細い一本までが、
気の遠くなりそうなほど
繊細に描かれている。

くっきりと蒼(あお)く、
そして限りなく鮮やかに、
その高貴なまでの藍色は、
皿全体がまるで濡れたように輝いている。

「この鷹、いまにもお皿のなかから
飛び立っていくみたいやわ」

留津の言葉に、半兵衛は
嬉しそうな目を向けた。

「気に入ったか?」

「はい」

両手で、そっと皿を持ち上げて、
留津は大きくうなずいた。

「それにしても、
なんという薄いお皿ですやろ。
軽いし、ちょっと強く手で持ったら、
それだけで割れてしまいそうに
なるくらいです。」

「この薄さは、土物(つちもの)で作るのは
絶対に無理や。

なあ、留津。
こういう薄い石物(いしもの)の茶碗類が、
いま京ではめっぽう流行っているのや」

半兵衛は、そう言ってまっすぐに留津を見た。

「へえ、こういうのが京ではいま
流行っているのですか」

半兵衛の言葉を繰り返しながら、
留津はまた皿に触れてみる。

「普通の石物ならどこにでもあるけどな、
こういう石物が好まれるのは京だけやない。
これからは、もっともっと広まるやろう」

「石物というのですか」

「そうや。
細かく砕いた石の粉で作るんや。
皿だけやないで。
鉢も、茶碗も、いろいろある」

「茶碗も、こんなに薄いのですか」

「わしも始めてみたときは、びっくりした。
留津も、これまでに、こんな薄いやきものは
見たことはなかったやろう。
(中略)

いままでは、もっぱら土から作る
土物の茶碗がほとんどやった。
けど、いまは、
東の瀬戸に西の有田と言われていてなあ、
石物がものすごい勢いで広まっているらしい」

「東の瀬戸に、西の有田ですか」

「もうひとつ、九谷焼というのもある」

「それにしても、きれいですなあ。
ほんに絵が光っています」

留津は皿の表面を指で触れ、
そっとこすってみるのだった。
そしてその感触を確かめながら、
また感心したように言う。

(中略)

「留津も、こういうのを見たら、欲しくなるか?」

「そうやなあ、欲しいなあ。
きれいやし、見ていても飽きないし。
誰でも、きっと見たら欲しゅうなりますやろ。」

「少しぐらい高くても、買うか」

「誰かがくれはるのやったら、
すぐにも欲しいけど、
買うとなると話は別かもしれませんなあ。

高そうやし、薄いから見ているにはいいけど、
洗うときは、すぐに欠けそうで怖いし。

そうは言うても、見たら欲しいし……。
あ、もしかしてあなた。」

留津は、はたと思い当たる気がして、
いたずらっぽい目で半兵衛を見た。

(中略)

「なあ聞いてくれ、留津。
わしはなあ、この茶碗作りを
うちでもやってみようと思っているんや」

留津は思わず皿を胸に抱き、
驚いたように半兵衛を見た。

「え?いま、なにを言わはりました?」

「そやから、こういうやきものを、
わしもやってみようかと……
(中略)

有田焼や、瀬戸焼より、いや九谷焼よりも、
もっともっと、きれいで質のいい石物を、
この絹屋でつくりたいんや」

半兵衛はまっすぐに留津を見た。

「なんですって?
うちでやきものを焼く言わはるんですか?」

「そのとおりや、留津がびっくりするような、
美しい皿をつくってやる。
(中略)

なあ、留津、これを見てみい。
おまえもさっき言うたように、
この色の奥ゆかしさ、艶っぽさ。
薄さも、姿のよさもそうや。
人の手で作り上げられるものの、
なんとみごとなことか。
(中略)

やきものというのは、
見ているだけでも素晴らしいが、
自分で苦労して作る喜びというのは、
またひとしおのものがあるとな」

「それはそうかもしれませんが……。
(中略)

うちね、昔聞いたことがあるんです。
やきものにだけは手を出すな、
やきもの商売はものすごく元手がかかる。
下手をしたら身上つぶすってね。

絹屋をつぶすおつもりですか」

「たしかに元手はかかる、
わしにもようわかってる。
(中略)

いいか、考えてみるのや、留津。
いまは石物の茶碗が、
みな土物の茶碗にとってかわっていく時代や。

いまに近江のどこででも、
石物の茶碗や皿が当たり前のように
使われるようになる。

いや、近江だけやない。
波はもうそこまで来とるんや。
それも、あっというまに
この国全体を覆ってしまうような
大きい波やで。
(中略)

まかせとけ、わたしはやるで。
たとえ最初は元手がかかっても、
上手に売ったら、
やがては大きな儲けになるのは間違いない。

商いというものはなあ、留津。
時代を読んで攻めていくものや。
時代の先をいくものなんや。」

~~~引用おわり~~~

…長かったですか?

『あきんど 絹屋半兵衛 上巻』の
24~36ページまでの文章の一部を
紹介しました。

・陶器は土もの、磁器は石もの、と呼ぶ
・磁器の性質
(石が原料。薄くて白くて光り輝いているetc)
・1828年(江戸後期)の陶磁器事情

等々、
上記引用文の中には、
非常に重要なキーワードが
沢山含まれています。

それだけでなく、私は
半兵衛が妻の留津に対して
情熱溢れる言葉で磁器の良さを語る姿、
そして留津もまた、半兵衛の言葉を受け入れ
純粋にその美しさに惚れ惚れとする姿。

何より、
「やきもの商売はすごく元手がかかる。
儲からない」
という留津の言葉に対し、
「商売というのは、時代の先をいくものなんや」
という、半兵衛の「攻めの商売」に対する態度にも
とても感情移入しました。

ちなみに半兵衛はその後どうなったか?

彼が作ったやきもの「湖東焼」は
紆余曲折ありながら民窯から
なんと彦根藩お抱えの藩窯(はんよう)になり
当時の藩主であった井伊直弼の庇護を受けるまでになります。

しかし、このカリマガを読んでいる方の中に
湖東焼のことを知っている方はどれだけいますか?

そう、この窯は江戸時代という時代に翻弄されながら
非常に数奇な運命をたどっていくことになり、
結果的に「幻のやきもの」という存在になってしまうのです。
沢山の人間ドラマやロマンを持ったやきものなのですね。

今はNHKの連続ドラマで信楽焼が話題になっていますが、
湖東焼のことに興味を持たれた方、
幕末の歴史に興味がある方、
そして「江戸時代のベンチャー企業」ともいえる湖東焼、
近江商人の経営哲学に興味のある方は、
ぜひ『あきんど 絹屋半兵衛』を
手にとって読んでいただきたいです。

***

\ 60秒で読める! /
■時間のない方は、ココだけでも!
【今日のカリマガ要点】
================================
(1)今日からカリーニョ代表アミーゴのメルマガ、
略して「カリマガ」がスタートしました。

(2)カリーニョ公式LINEアカウントを作りました。
本当~に、お気軽な気持ちでお友達追加してください。
https://al7.biz/Bt8PTe

(3)カリマガ唯一の新連載【代表アミーゴの読書記録】
今週読んで「紹介したい」と思った本
『あきんど 絹屋半兵衛』
(幸田真音著,文藝春秋,2009年)

上巻
https://amzn.to/313WHv7

下巻
https://amzn.to/2VBf75s

滋賀県の幻のやきもの「湖東焼」の誕生に
関する歴史小説。
とにかく、創業者の絹屋半兵衛の
磁器に対するアツい想いに注目。

桜田門外の変で暗殺された井伊直弼を
学校教育で習った時とは異なった視点から
知ることもできます。

***

今日はここまで。
それでは、また!

アミーゴより

※本メールの無断転載・転用を禁止します
Copyright Aribe Inc. All Rights Reserved.

=====ここまでメルマガ本文=====

・・・いかがでしたか?

もう一度書きます。

今後も、「カリマガを読みたい!」と思ってくださいましたら、是非 カリーニョの会員登録(無料)をしてくださいね♪

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【このページの文章を書いた人】 加納亜美子(アミーゴ先生)

株式会社アリベ 代表取締役/『カリーニョ』代表 カリーニョを運営する三姉妹の末っ子。料理教室「一期会」を主宰し、洋食器輸入代理店でのセミナー講師、コラム執筆など多岐にわたり活動中。 通称:アミーゴ先生。これは、”世界中に沢山の友達が出来るような社交的な人になるように”と、父親が「アミーゴ(スペイン語で『友達』)から由来して名付けた「亜美子」にちなんだニックネーム。

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