【第1回】ジョサイア・ウェッジウッド (1) ┃食器×歴史上の人物

日本でも愛用者の多い、イギリスの食器ブランド、ウェッジウッド
しかし、名前は聞いたことがあっても、その歴史を知っている人はそれほど多くないように思えます。

そこで【食器×歴史上の人物】の最初のテーマでは、イギリスだけでなく、世界の陶芸界にも大きな功績を残したウェッジウッド創業者であるジョサイア・ウェッジウッドの人物像を掘り下げていこうと思います。


(ウェッジウッド創業者:ジョサイア・ウェッジウッド※wikipediaより

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講師アミーゴ
アミーゴ先生
まずは、ジョサイアという人物が一体どんな自分物であるか、全体像を見ていきましょう!

・・・と、本題に入る前に・・・

今まで知らなかった人物を知るとき、最初に大まかな全体像の地図をもらうと、学んでいく中で、今どの辺の位置にいるのか把握しやすくなります。

そこで今回は初回ということもあるので、私が偉人などの伝記を読むうえで大切にしているポイントを、まずはご紹介します。

それは、この偉人が、

①その業界の扉を開いた人(創設者)だったからスゴイ。
②その業界で次々と画期的なアイデアをひらめいたからスゴイ。
③その業界で、最も技術、芸術性が優れてる王者的存在だったからスゴイ。

どれに該当する人物なのか、というところをまず押さえておくことなのです。

このポイントを押さえておいて、常に頭に置いておくことが、実はとても大事
いわば、これが私にとっての「知らなかった人物を知る時の、大まかな全体像の地図」になっているのです。

この3つの才能は、似て非なるところがあり、
「で、結局この人は何がそんなにスゴイ人なの?」
と一言でいう時に役に立つからです。

講師アミーゴ
アミーゴ先生
例えば・・・
キュリー夫人は①。ラジウムの発見から放射線の扉を開きました。
ナイチンゲールは②。消毒衛生などのアイデアを次々に打ち出しました。
マザーテレサは③。弱者保護の王者的存在です。

その点でいくと、ジョサイアは①と②の人物だと言えます。

順番に見ていくと・・・

①陶磁器業界の量産品創設者だったからスゴイ

ジョサイアは、何といっても、当時 王侯貴族しか手にすることのできなかった磁器を、市民階級向けに量産することに着目したパイオニアです。
産業革命という大きなうねりの中で生まれた「大量生産」の概念を、食器にもインスパイア(吹き込んだ)したのですね。

②2種類の陶磁器の発明、そして現代的マーケティングに対する豊富なアイデアマン

ジョサイアは、生涯において2つの発明をしました。
それが、「クィーンズ・ウェア」「ジャスパー・ウェア」です(また追々ご紹介します)。

誰にもなしえなかった2種類の食器を、終わりの見えない試作の末に完成させます。ここもジョサイアのスゴイといえるポイントです。
そしてショールームやカタログ、コラボ企画など、今では当たり前のマーケティングのアイデアを次々と打ち出しました。

講師アミーゴ
アミーゴ先生
どうですか?
これだけで、ジョサイアという人物が一体何でスゴイ人なのか、大まかな全体像は把握していただけたのではないでしょうか。次回からは、さらにジョサイアをもっと深掘りしていきます。

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【このページの文章を書いた人】
加納亜美子(アミーゴ先生)

株式会社アリベ 代表取締役/『カリーニョ』代表
カリーニョを運営する三姉妹の末っ子。料理教室「一期会」を主宰し、洋食器輸入代理店でのセミナー講師、コラム執筆など多岐にわたり活動中。
別名:アミーゴ先生。これは、”世界中に沢山の友達が出来るような社交的な人になるように”と、父親が「アミーゴ(スペイン語で『友達』)から由来して名付けた「亜美子」にちなんだニックネーム。

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