【代表ブログ】「陶磁器の歴史」を講義すること

こんにちは。カリーニョ代表・加納です。

コチラの投稿にも記載しましたが、今日はカリーニョを運営する弊社・株式会社アリベの2周年の創立日です。

コロナ禍という、未曽有な状況下にありながらも、非常に熱心なサービス利用者の方々に恵まれて、少しずつ少しずつ、成長しています。

そして有難いことにセミナー業も増えていく中で、今一度、私自身がどういう想いで、さまざまなセミナーを企画・運用しているのか、この機会に言葉にまとめました。

「陶磁器の歴史」という、文化史の一つをテーマに講師業をすることは、とても覚悟がいることだなと、常々感じています。

文献によって記述が異なっているし、代理店と学者でもまた見解が異なっている。いったいどの歴史が正しいのか、日々私自身も模索しながら、講座の内容を組み立てています。

だからこそ、これが正しいのかはわからないですが、私の講座では「これは私の見解です」という部分と「これは公式サイト・この文献を参照した部分です」という、主観と客観的意見の両方を説明するようにしています。

歴史に関しては、答えは一つではないと思います。例えば織田信長が、人によっては悪役で、人によっては英雄に捉えられるのと同じで、「誰を」あるいは「何を」軸に考えるかで、物事の解釈は180度変わるはず。

断定的な発言はあまりしない。主観は、主観だとはっきり言う。
答えは一つではないからこそ、それぞれの価値観・考えで陶磁器の世界を楽しんでもらいたい。

そのための土台作りとして「初心者のための洋食器講座」と題した講座を、これからも続けていけたらな、と思っています。

ちなみ冒頭で使ったアイキャッチ画像は、私が陶磁器の歴史(陶磁史)の魅力だと感じているものの一つ。洋食器講座の一つのテーマとして、この「東洋と西洋の文化の越境性。回遊性」は少しでも多くの方々とシェアしていけたらと思ってます*

この記事を書いた人

加納亜美子

加納亜美子

西洋磁器史研究家 / 料理研究家
「カリーニョ」代表。カリーニョを運営する三姉妹の末っ子。

幼少の頃から洋食器コレクターの父親の影響を受け、食器の持つバックストーリーに興味を持ち、文系塾講師、洋食器輸入会社で勤務後、2016年1月~会員制料理教室「一期会」、2019年1月~高級食器リングサービス「カリーニョ」の運営を始める。
曾祖母は赤絵付けの原料となるベンガラ作りに関わっていたルーツを持つ。