講座レポ 神話で紐解く名画・陶磁器の世界 第3回[戦いと知恵の神アテナ]が開催されました

こんにちは。
カリーニョスタッフのTomoko です。

本日は、オンライン講座のみになりましたが、神話で紐解く名画・陶磁器の世界 の第3回目【戦いと知恵の神アテナ】が開催されました。

今回もまずは、前回の復習からです。アテナは第1回、第2回を含めた前編の総復習になるため、今までに出てきた神々の話やアトリビュートがどんどん出てきます。

アテナは、ゼウスの最初の妻である[知恵の神メティス]との娘になるのですが、なんと産んだのはメティスではなくゼウス自身なのです。ガイア(ゼウスの祖母)から「いずれメティスから生まれる子に王の座を奪われる」と予言を受けたゼウスはアテナを身籠ったメティスを飲み込みます。ゼウスの体内で成長したアテナは、ゼウスに頭痛を起こさせ、ゼウスはヘファイストスに頭を斧で割ってもらいます。すると、黄金の鎧と兜を身に着けたアテナが飛び出してきました。こうしてアテナは戦いと知恵の女神になりました。

アテナは、戦いと知恵を司る女神!!

アテナ(ミネルウァ、ミネルヴァ)は、主に戦争、軍略、英雄の保護、知恵などで、現在でも物語やゲームなどでよく登場する女神です。そんなアテナのアトリビュートは、兜、武具(アイギス、世界最強の防具)、槍などで、武具をまとった女神といえばアテナの可能性が高いようです。他にはオリーブ、フクロウ、勝利の女神ニケ、などがあります。

ジャック・ルイ・ダヴィッド作「アレスとアテナの戦い」1771年

そんなアテナと同じく[戦い]を司る神には軍神アレスがいます。彼はゼウスと正妻ヘラの息子で、自尊心も強く、血なまぐさい戦いの残忍さを象徴する神であるのに対し、人々の生活や文化を守るために戦術で対抗し、理知的で気高い神であるアテナとは対立することも多かったようです。本能で戦うアレスと理性で戦うアテナではいつもアレスが負けていたようです・・・。

前回のポセイドンの時にもアテナの名前が出てくるエピソードがありましたが、ポセイドンともアテナは対立することがあったようです。

あるとき一つの国の守護神に名乗り出たポセイドンとアテナはそれぞれ民への贈り物をプレゼンします。馬(戦力になる)を出したポセイドンに対し、オリーブの木を生えさせたアテナ、平和的であり、持続性があるオリーブを民は選び、アテナが守護神に決まった。このことから彼女の名前にあやかり、国の名前が「アテナイ(現在のアテネ)」になったようです。

戦いの神であり知恵の神でもあるアテナは、いつも冷静かつ理知的に物事を解決してきたため、非常に人気の高い女神であることがわかります。

そんなアテナのアトリビュートにちなんだ陶磁器には、マヨルカ焼きがあります。マヨルカ焼きでもオリーブの描かれた物が特にイメージされます。

また、彼女のアトリビュートでもある幸福を司る鳥としてフクロウの作品は数多く作られており、イッタラのタイカやヘレンドの世界のフクロウシリーズなどが紹介されました。

本日は対面講座はかないませんでしたが、講座終了後には参加者さんたちがお手持ちのアテナにまつわる陶磁器を見せてくださる場面があり、愉しい時間を過ごすことができました。

次回の講座はいよいよ「愛の女神アプロディーテ」です。名画や陶磁器もたくさんありそうですね。今から非常に楽しみです。

ご興味のある方はぜひこちらから!!

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編集部

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