講座レポ テーブルウェアで学ぶ美術様式と食器デザイン第4回[ジャポニスム]

こんにちは。
カリーニョスタッフのTomoko です。

本日、テーブルウェアで学ぶ美術様式と食器デザインの第4回【ジャポニスム】が開催されました。

ジャポニズムとシノワズリの違い⁉️

ちゃんと説明できますか?

今回の講座で学べてよかったことがコレです。

理解できているようで、ちゃんと説明できないという部分をきっちり埋めてくれるのが、亜美子先生の講座です。

絵画の内容以上に衝撃の言葉「今日を限りに絵画は死んだ」…

まず、西洋諸国に最初に認められた日本美術は、浮世絵ではなく磁器でした。
17世紀に東インド会社から伝わった中国や日本の磁器にヨーロッパの人々は憧れ、東洋趣味(シノワズリ)が流行。その時はまだ日本磁器は東洋趣味の一部でしかなく、ここで「ジャポニスム」という言葉は出てきません。

その後1710年マイセンに磁器製作所が設立し、それ以降、西洋諸国で磁器が作られるようになり技術開発が進み、だんだんと日本磁器の輸出量は減少していきます。

ではジャポニスム(日本趣味)として、フランス人が日本の美術品に高い評価を与えるようになったのは、いつか?
それは19世紀半ばから後半にかけての、日本が開国し明治に入る頃になります。(言葉として初めて使われたのは、1872年)

”アートにしかできないこと””を追求していく時代に突入

この頃の西洋では、写実主義とカメラの出現により、美術様式としての「リアルな表現のゴール」に到達していました。
そこで「アートにしかできないこと」を追求していくこの時代の作家たちが、浮世絵などから日本美術の影響を受けて新しい作風を作り上げたと言われています。

では、ジャポニスムとは?

「日本趣味」と訳されますが、単に「表面的な絵柄や形の模倣」だけではなく、歴史を紐解いていくと、日本美学・精神の違いが美術や建築、演劇や音楽など幅広いジャンルに与えた「影響」だということが見えてきます。

それまでの西欧人にとって、美術における添え物でしかなかった「自然」。
彼らが野に咲く花や、小さな虫、小動物など、自然そのものへの美しさをやさしい眼差しで「愛でる」という文化のある日本美術を、万国博覧会などで目にしたとき、「ジャポニスム」という様式で驚きをもって、その文化を新しい表現に変えていったのです。

今回の講座では、さらに日本軸からみたジャポニスム、そして、ジャポニスムの陶磁器の紹介がされます。

ヘレンドの「インドの華」。グリーンがイメージですがピンクが初代でした

ヘレンドの「インドの華」やロイヤルコペンハーゲンの「ブルーフルーテッドシリーズ」がこの時代に人気を博した理由など…
本当に講座の内容が盛り沢山過ぎて書ききれません⁉️。

日本人として、知らなくても生きていく事はできますが、知ることでさらにさらに興味の湧くこの時代の話を、聞いてみたいと思われる方は、ぜひこちらの講座を一度受けてみてください‼️

ご興味のある方はぜひぜひ次回からの「テーブルウェアで学ぶ美術様式と食器デザイン」をご受講頂ければと思います。

\ 関連記事はコチラ /

【絶賛発売中】オンライン講座(動画+レジュメのセット)

この記事を書いた人

編集部

編集部

カリーニョ編集部による記事です