クリスマスのイヤープレート 「街灯をともす頃」点灯夫

来週から欧米では、サンクスギビングデー(感謝祭。11月第4木曜)、ブラックフライデー(同金曜)、サイバーマンデー(翌月曜)とホリデーシーズンの始まりですね。

秋のつるべ落としよろしく、日の暮れることの早いこと。日中の明るい時間が少なくなり、自然、家の中で過ごしたり、アウトドアよりもショッピングの娯楽シーズンとなりますね。

さて、そんな夕暮れの早くなったころ、思い出すのが点灯夫です。12月の読書会でテキストとなる『クリスマス・キャロル』も登場します。

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電灯のなかった時代、夕暮れにガス灯に火をともす「点灯夫(てんとうふ)」という職業がありました。(朝には消す仕事もあります)私が持っているロイヤルコペンハーゲンの1996年イヤープレート「街灯をともす頃」には、その点灯夫が描かれています。

ロイヤルコペンハーゲン公式ホームページ「イヤープレート1996年度版 街灯をともす頃」

クリスマスのショッピング帰り、寒さの中足早に帰る人々。その中を、忙しく点灯夫が明かりをともします。その様子を食い入るように見つめる子供たち。19世紀中盤~20世紀初頭までにみられたクリスマスのごくありふれた光景です。日本でも、明治時代には点灯夫がいましたから、どこか懐かしい、そして心温かいクリスマスの気分にさせてくれるひとコマですね。

外が寒いからこそ、家の中での温かい部屋が心地よく、そしてなんともいえないあたたかな気分にさせてくれるホリデーシーズンの始まり。『クリスマス・キャロル』は、そんな温かいクリスマスシーズンを迎えることができない、当時3万人ほどいたロンドンの哀れなストリートチルドレンを救うべく執筆されたお話です。

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編集部

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カリーニョ編集部による記事です