【第19回】ハリポタ『ファンタスティック・ビースト』のティーポットは、ヘレンドのアポニー

陶磁器を彩る美しいモノたち
美しく可憐なアポニーグリーンのポットと
おぞましいあの虫とが共演!
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の重要な小物として登場

 

ハリーポッター、私も大好きです。マニアファンほど極めているわけではありませんが。
何しろ、主人公のハリー(1980年7月31日生まれ)と私は同年代。親近感が湧くのも当然です。

そして、ハリーポッターシリーズのスピンオフ作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」では、物語後半、重要なシーンの小物にヘレンドの「アポニーグリーン」のティーポットが登場します。

それがこちらです。

表題画像:ヘレンドカナダ公式Facebook
引用画像:pttermore

オカミーという魔法生物を捕まえるために、餌?ワナ?として、主人公スキャマンダーがあろうことか、アポニーグリーンのティーポットにな、な、な、なんとですよ!あのおぞましい、見るのも触るのも存在自体が大嫌いなゴキブリ!を投入するわけです。そして見事、オカミーをキャッチ!やったね、ということなんでしょうけれど、ヘレンドのアポニーファンとしてこれはいただけないというか、何というか…。絶句です。

これって、ヘレンド的にはありなんでしょうか…。と私も皆さんも思いでしょうが、ヘレンドはこの映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を記念して、アポニーグリーンのポットのペンダントを製造しています。…ということは、ヘレンドも公認、なんでしょうね、きっと…。

画像:European Porcelain

1926年のニューヨークを舞台にしているのに、アメリカ陶磁器メーカーの「ピカード」でもなく、当時のアメリカ市場で大成功したフランスの「アビランド」でもなく、なぜあえてハンガリーの「ヘレンド」のポットを使ったのか、この辺は映画製作者のこだわりを感じますね。はやり、あの白磁に映えるアポニーの可憐な緑が、映画の雰囲気にとてもマッチしてたからに他なりませんから。

画像引用:ヘレンド公式サイト。とても上品で、うっとりするようなモチーフの「アポニー」。ファンが多いのもうなづけます。
ヘレンド公式ショッピングサイトの「アポニーグリーン」はこちらをご覧ください

このように、陶磁器を知ることで、映画の面白みが100倍になってきます(大げさじゃなく)。ハリポタファンや映画ファンなれば、「あの重要シーンに出てきた小物は一体なに!?」と気になることでしょう。それが、陶磁器を知ることでモヤモヤしていた霧が晴れ、製作者の意図が透けて見え、映画の楽しみが倍増するのです。特にこのヘレンドのアポニーグリーンは、ヘレンドファンも、ハリポタファンも、両方ともにまだあまり知られていない情報ですから、ぜひ皆さんにも知ってほしいと思います。

さあ、あなたもぜひ、陶磁器の世界に足を踏み入れてみましょう。
そして私たちカリーニョスタッフと共に、果てしない陶磁器の愉しみの世界に漕ぎ出でてみましょう。きっと、今までの美術、文学、映画、旅行に深みが増すこと間違いなしです。

ちなみに「ファンタスティック・ビースト」シリーズの世界である1920年代のアメリカは、まさに黄金期。ジャズとアールデコと「グレート・ギャッツビー」の世界です。うーん。たまりませんね。またおいおい、この「陶磁器を彩る美しいモノたち」コラムでお話していきましょう。

 

ヘレンドのアポニーは、こちらのカリーニョレンタル商品ページにてレンタルすることが可能です。
(ログイン及び会員登録が必要です)
アポニーシリーズは多数そろえておりますので、この機会にぜひレンタルをご利用ください。

【このページの文章を書いた人】 玄馬 絵美子(げんば えみこ)

株式会社アリベ 取締役 / 薬剤師 カリーニョを運営する三姉妹の長女。薬局・病院で薬剤師として勤務後、現在、子育て中のアラフォー主婦。株式会社アリベでは受注・財務面、そしてカリーニョでは趣味で研究してきた古今東西の19世紀~20世紀初頭の文化・様式・芸術の世界を紹介するコラム執筆を担当。 【これまでの実績】 全国のMR経験薬剤師が作る転職応援サイト『MRファーマシスト』にてマネーコラム連載。 新聞の文芸欄掲載多数。掲載作品はこちら(個人ブログ「私の読書遍歴」)

 

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