和風総本家で有田焼を紹介

ドイツ名門陶磁器専門学校の修学旅行
深川製磁に教えを乞う

 

テレビ番組「和風総本家」で、先日有田焼の窯元(深川製磁)さんが紹介されていました。

有田焼観光協会ホームページはこちら

深川製磁外観 シンボルの富士山マークを見つけてみましょう

今回はドイツの「ランツフート陶芸学校」という陶磁器を学ぶ専門学校から、先生1人と生徒3人が来日し、佐賀県有田町にある、有田焼の老舗、深川製磁さんを訪れました。
ランツフート陶芸学校は創立から180年を誇り、ヨーロッパ中からマイスターを目指す職人さんの養成を担う名門陶芸学校だそうです。

 

いやあ、面白かったですね。私も恥ずかしながら知らないことが多く、勉強になりました。

まずは、ろくろの回転方向。

日本では時計回りが一般的だそうですが、ドイツでは逆時計回りだそう。

深川製磁公式サイトより

また、深川製磁さんの特徴であるあの見事な藍色のぼかし、あれはなんと「お茶」で薄めてぼかしているのだそう。お茶の適度な粘性が、絶妙な美しいぼかしをつくるのだそうです。職人歴40年越えの絵付け職人さんによる彩色の素晴らしいことと言ったら…!
ブルー&ホワイトが好きな私にはたまらない作品です。

 

また、ろくろでの成形現場では、非常にきれいな白色のカオリン粘土を使い、15分以上も粘土をろくろの上で練りながら成形をしているのだそう。その根気と、丁寧なモノづくりにドイツ学生も感心しきっていました。

これだけの手間暇をかけて作られている有田焼。
そりゃあ、器に「人の手のエネルギー」が込められていることに間違いはありません。

そして、番組の中でも紹介されていましたが、有田焼とドイツのマイセンを始めとする西洋磁器は、きってもきれない関係性があります。今回の様に、現代においてもなお、お互いから学ぶ姿勢を企画した番組の面白さを感じました。

製造現場の様子を見て、有田焼、深川製磁さんのモノづくりへのこだわりを改めて感じた1時間でした。

深川製磁公式ショッピングサイトはこちら

 

【このページの文章を書いた人】
玄馬 絵美子(げんば えみこ)

株式会社アリベ 取締役  / 薬剤師
カリーニョを運営する三姉妹の長女。薬局・病院で薬剤師として勤務後、現在、子育て中のアラフォー主婦。株式会社アリベでは受注・財務面、そしてカリーニョでは趣味で研究してきた東西の19世紀末~20世紀初頭の文化・様式・芸術の世界を紹介するコラム執筆を担当。
【これまでの実績】
全国のMR経験薬剤師が作る転職応援サイト『MRファーマシスト』にてマネーコラム連載。
新聞の文芸欄掲載多数。掲載作品はこちら(個人ブログ「私の読書遍歴」)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう